JLPTは12月と7月どっち?ダッカから申し込む時期と選び方

昨年11月、ダッカ北部バッダのオフィスに、HSCの証明書を片手に不安そうな顔をした男の子が来ました。「先生、12月のJLPTの出願を逃してしまいました。もう終わりですか?」私は一つだけ質問しました。「どの入学時期を狙っているの?」彼は「4月です」と答えました。私は笑って言いました。「何も逃していないよ」と。
要はそこなんです。試験日の心配をする前に、自分の入学時期に合う回はどちらかを確定させる。今回はその計算方法と、今週中にできることをまとめます。
7月と12月、本当の違いはどこ?
「7月と12月、どちらが簡単か」とよく聞かれます。正直に言うと、問題の難易度はほぼ同じです。シラバスも出題形式も同じ。つまり試験そのものは変わらず、変わるのは自分の準備期間なんです。
実際に違う点
- 時期:どちらも通常はその月の第1日曜日。年によって多少前後するので公式案内を確認してください。
- 日本語学校の入学時期:多くは1月・4月・7月・10月。入学の5〜6か月前にJLPTの結果があると、ビザ書類がとてもきれいにまとまります。
- 結果発表:7月分は9月ごろ、12月分は2〜3月ごろ。
- 混雑:バングラデシュでは12月の回のほうが混みやすいです。4月入学を狙う人が集中するからです。
私の鉄則は「先に入学時期、後で試験日」。逆にすると出願を逃す学生になります。
どの入学時期にどのJLPTか
バングラデシュから日本へ留学を考え、2026年4月入学を狙うとしましょう。計算はこうなります。
- 2026年4月入学:2025年12月のJLPT。結果は2〜3月に届き、COE申請に間に合います。
- 2026年7月入学:2025年12月でも2026年7月でも可。ただし12月のほうが余裕があります。
- 2026年10月入学:2026年7月で十分。
学校がCOE(在留資格認定証明書)を申請するとき、日本語レベルの証明が必要です。JLPTの合格証が最も分かりやすい証明です。学校によっては出願控えやNAT-TESTでも認めますが、すべての学校ではありません。思い込まずに確認を。
ダッカからの出願、締切はいつ?
ここで多くの学生がつまずきます。JLPTの出願は日本ではなくバングラデシュで行い、通常は国際交流基金ダッカ事務所など指定の窓口を通します。7月分は3〜4月ごろ、12月分は8〜9月ごろに出願が始まります。締切は毎年動くので、友人の話ではなく公式のお知らせを読んでください。
必要なもの
- 最近撮った証明写真(白背景)
- NIDまたは出生登録のコピー
- 正確に記入したJLPT願書 — 氏名はパスポートと完全一致で
- 受験料 — レベルにより異なり、おおよそ1,700〜2,500タカ程度(毎年変わるため公式サイトで確認)
- 普段チェックするメールアドレス
一番多い失敗は氏名のつづりです。パスポートが「Md. Rakibul Hasan」なら、願書もそのまま。「Rakib Hasan」と書くと、後で証明書の発行で困ります。
日本語学校に行くには何レベル必要?
学校とコース次第です。一般の日本語コースならN5かN4で足りることが多いです。ただし専門学校や一部の優良校ではN3以上が求められます。
ここで正直な注意を一つ。JLPTに合格しても、会話ができるとは限りません。N4に合格して埼玉市に来た学生が、最初の週にコンビニのカウンターで一言も聞き取れなかったのを見ています。聴解セクションと実際の日本語は別物です。だからダッカでの日本語コースと並行して、会話練習は別に続けてください。1日20分でも違います。
私の経験では、N5で来た学生は最初の半年を「話す練習」に使います。N4レベルの会話力を持って来た学生は、アルバイト探しでずっと楽をします。
今週やるべき5つのこと
長い計画は後回し。まずこの5つを今週中に。
- 目標の入学時期を紙に書いて机の前に貼る。
- 国際交流基金ダッカのページで今年の締切と受験料を確認する。
- パスポートを出して氏名のつづりを確認。違えば今すぐ訂正申請。
- 時間を計って模擬試験を1回。聴解も含めて。どこで崩れるか見る。
- 小さなノートを一冊。1日10単語。90日で900語です。
ビザ書類の確認はこちらの要件ページにまとめてあります。多くの日本語学校はIELTSを求めませんから、HSC後の進路として日本は現実的な選択肢です。
参考書を片っ端から買う必要はありません。公式のサンプル問題と過去問で十分。それが最短ルートです。
私はイノチ・グローバル・エデュケーション・インスティテュートのダッカ北部バッダ支店(プラガティ・サラニ通り、日本大使館から徒歩約13分、ダッカ支店の詳細はこちら)で学生の相談に乗っています。入学時期とJLPTの日程を一緒に整理できますので、日本留学のサポート内容もご覧のうえ、お茶でも飲みに来てください。
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