日本の4月入学と10月入学:HSC卒業生にはどちらが合うのか

昨年の11月、バリサルから一人のお父さんが電話をくれました。息子のHSCの結果が出たばかりで、日本に留学させたいけれど、どこから始めればいいかわからない、と。私が「4月入学と10月入学、どちらを考えていますか?」と聞くと、しばらく沈黙の後、「入学って何ですか?」と。思わず笑ってしまいましたが、実はこういう質問、毎週のように受けます。
日本留学を決めるとき、最初に迷うのが4月入学か10月入学か。これは単なる日付の話ではなく、費用、スケジュール、そして将来のキャリアまで左右します。わかりやすく整理してみましょう。
日本の二大入学時期:4月と10月
ほとんどの日本語学校は年に2回、4月と10月に新しい学生を受け入れます。1月や7月の入学もあるにはありますが、数は限られ、席も少なめです。
4月入学のコースは通常2年間。10月入学は1年6か月。同じゴールでも、道のりが違うわけです。
4月入学
- 出願は前年の6月〜9月ごろ
- 2年間でJLPT N2/N1まで到達しやすい
- 日本の学暦と合っている
10月入学
- 出願は12月〜2月ごろ
- 1年6か月——短期集中型
- HSC卒業後すぐに日本へ行きたい人に人気
HSC卒業生のスケジュール
HSCの結果は通常7月〜8月に出ます。仮に7月に結果が出たとしましょう。
4月入学を狙う場合:すぐに出願書類を準備しないと間に合いません。現実には、HSC直後に4月入学を狙おうとして、結局1年待つ学生も少なくありません。
10月入学を狙う場合:書類準備、JLPT対策、ビザ書類に2〜3か月使えます。だから私は、HSCを出たばかりの学生には10月入学をおすすめすることが多いです。もちろん、前もって準備している人は別ですが。
費用の現実
日本は高いと思われがちですが、実は多くの国より手が届きやすいです。日本語学校の学費は年間約70万〜85万円(2024年時点、為替で変動)。寮費は月2万〜4万円。食費と交通費で月4万〜6万円ほど。
バングラデシュからの留学生にとって、日本は本当に「最も安く留学できる国」の一つです。詳しくはHSC後の日本留学ガイドをご覧ください。
4月と10月で月々の費用は大きく変わりませんが、4月は1年長く滞在する分、総額は高くなります。10月は短期で終わるので総額は抑えられますが、その分忙しくなります。
アルバイトとキャリア
学生ビザなら週28時間までアルバイトができます。新宿区や豊島区などでは時給1,100〜1,300円程度。4月入学の学生は、日本語を伸ばし、人脈を作る時間が少し多く取れます。
10月入学の学生は、JLPT N2をすでに持っていれば、より早くキャリアに進めます。
正直な注意点
「どの入学時期でも大丈夫」と言うエージェントもいますが、私は自分の準備を見るべきだと思います。JLPT N5がなければ、予算が現実的でなければ、ビザ書類が不完全なら——どの入学時期でも救えません。
また、4月入学は席が埋まりやすいので、良い学校ほど早めの出願が必要です。10月は少し余裕があります。
結論として、HSCを出たばかりでこれから始めるなら、10月入学のほうが現実的です。すでにJLPT N4/N5を持っているなら、4月入学も良い選択です。
私はイノチ・グローバル・エデュケーション・インスティテュートのバリサル、ノボグラム・ロード、ムスリム・パラのオフィスで、学生と保護者の方とお茶を飲みながら一緒に数字を確認しています。私たちの日本留学サービスについて知りたい方は、ぜひ一度お立ち寄りください。急ぐ必要はありません。
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