HSC後の海外留学:親子で使える12か月準備チェックリスト

去年の11月、一人のお父さんが私のオフィスに座ってこう言いました。「先生、息子がHSCを良い成績で終えました。でも海外に送り出すとなると、何から始めればいいのか全く分かりません」。私はいつも同じことを答えます。慌てなくていい、でも最後の最後まで待ってはいけない、と。この記事は、そんなお父さん——HSC後の海外留学を考えているすべてのご家庭に向けたものです。
私は日本に住んだ経験があり、今はダッカのノース・バッダのオフィスで学生の相談に乗っています。だからこそ、日本のどこがバングラデシュの家庭にとって賢い選択なのか、そしてどこに注意すべきかを正直にお話しします。
1. なぜ日本なのか?お金とキャリアの話を現実的に
多くの家庭はまずカナダ、オーストラリア、イギリスを考えます。でも学費と生活費を足すと、数字は時に厳しくなります。日本の国立大学の授業料は年間およそ53万円——ドル建てのようにころころ変わりません。私立なら80万〜120万円。東京以外、たとえば仙台や福岡なら家賃は月3〜5万円、都心は6〜8万円です。
もう一つ。JLPT N2前後があれば、日本ではIELTSなしの留学も本当に可能です。英語プログラムならIELTSが必要ですが、日本語ができれば道はぐっと広がります。
私が一番魅力を感じる点
- 週28時間までアルバイト可能。東京なら時給1,100〜1,200円、月8〜12万円も現実的です。
- 卒業後は就職活動の期間があり、バングラデシュ出身のIT・工学系卒業生を求める企業も多いです。
- 奨学金も本物です——MEXT、JASSO、大学独自の減免。詳しくは奨学金ガイドへ。
正直な話、MEXTは期限通りの出願、良い成績、面接対策が必要です。「合格すれば奨学金がもらえる」は誤解です。
2. 12か月ロードマップ、月ごとに
2026年4月に渡日したいなら、2025年4月から動きます。
最初の3か月(4〜6月)
日本語学校と大学のどちらが合うかを見極めます。日本語学校 vs 大学の記事が役立ちます。ご両親と座って予算を決めましょう。初年度は概算で12〜15ラク・タカ(為替で変わるので必ずご自身で確認を)。
次の3か月(7〜9月)
JLPTの日程を確認。N5でも始められますが、N4やN3があるとビザ書類が強くなります。JLPTカレンダーを見て申し込みを。IELTSを受けるなら今です。
10〜12月
学校を最終決定し、書類を集めます——成績証明、銀行残高証明、保証人レター。銀行には20〜25ラク・タカ程度の証明を求められることがあります(概算)。
1〜3月
COE(在留資格認定証明書)申請、ビザ面接、航空券。ここで慌てる人が多い。書類が早く整っていれば冷静でいられます。
3. どのビザ、どのルート?
ビザは複雑だと心配する学生が多いですが、実は三つの道があります——留学ビザ、SSW、就労ビザ。留学なら留学ビザですが、他がどう動くか知っておくと後悔が減ります。
もう一つ。日本ではIELTSは必須ではありませんが、日本語がないと授業もアルバイトも大変です。
4. 現実の数字:費用と収入
初年度の費用——授業料、入学金、生活費、航空券——は概算で12〜18ラク・タカ。アルバイトで月8〜12万円あればかなり賄えますが、最初の3〜4か月は収入が少ない。その期間はご両親の支えが必要です。
- 東京以外は安いが、アルバイト探しは少し大変。
- 仙台、福岡、名古屋——学生生活は安く済みます。
- 奨学金は状況を変えますが、宝くじではありません。実力と期限厳守が必要です。
詳しい費用は費用ガイドに。
5. 今夜始めましょう、来年ではなく
HSC後の海外留学はビザの問題ではなく、家族の決断です。12か月あれば落ち着いて準備できます。今夜、お子さんと一枚の紙に書いてみてください——いくらあるか、いくら必要か、JLPTはどこで受けるか。その小さな一歩が前進になります。
Inochi Global Education Instituteでは、私がダッカのノース・バッダ(プラガティ・サラニ、日本大使館から13分)のオフィスで学生とご両親の相談に乗っています。書類、予算、スケジュールを一緒に確認し、ビザとCOEのサポートについてお話しします。ダッカ支店にお電話で予約を入れてください。お茶を飲みながら、率直にお話ししましょう。
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