本当に給付される海外奨学金と、出願はいつ始めるべきか

先月、ナラヤンガンジの学生から電話がありました。「先生、ネットで100%奨学金を見つけて、応募フォームを出しました。次はどうすれば?」私は聞きました。誰が、どの国で、いくら、締め切りはいつ?彼女は「わからない、無料って書いてあったから」と答えました。これが一番よくある失敗です。名前だけで応募して、誰が本当にお金を出すのか確認しない。
なので、はっきり書きます。実際に給付される奨学金、いつから動くべきか、そして私が学生によく日本も考えてみてと勧める理由。HSC後の海外進学を考えているなら、この記事はあなたのためのものです。
「奨学金」= 無料のお金ではない。三つの種類がある
まず整理しましょう。「奨学金」という言葉は三つの違うものを指し、お金の出方がそれぞれ違います。
- 給付型(生活費付き): 学費免除+毎月の生活費。MEXTのような政府奨学金。
- 授業料免除: 授業料だけ免除。食費と家賃は自己負担。日本の私立大学の多くは30〜50%の免除を出しますが、成績と出席率次第です。
- アルバイト: 奨学金ではありませんが、実際には多くの学生の月々の費用の大きな部分をカバーします。日本では週28時間まで合法です。
多くの学生は一つ目だけを見て落ち込みます。二つ目と三つ目を足すと、景色が変わります。
本当に給付される奨学金
1. MEXT(文部科学省奨学金)
最大で最も信頼できる制度です。授業料免除、毎月の奨学金(学部で約117,000円、修士・博士はそれ以上。金額は改定されるので大使館サイトで確認を)、航空券も出ます。バングラデシュでは日本大使館に応募し、例年4〜5月に募集が出ます。書類審査、筆記試験(英語、数学、科目)、面接の二段階です。
正直に言うと、競争は非常に厳しい。バングラデシュ全体から毎年ごく数人です。MEXTだけを頼りにすると、失望します。
2. JASSO Honors Scholarship
これは日本に来た後、日本語学校や大学の推薦で得られます。月約48,000円(目安。毎年見直されます)。額は小さいですが、費用の一部をカバーします。
3. 大学独自の奨学金
これが最も見落とされる道です。早稲田、立命館、上智など多くの私立大学が留学生向けの独自奨学金を持ち、30%から100%まで幅があります。出願時に「奨学金を希望する」と書く必要があります。後から言っても間に合いません。
4. 他国の大きな奨学金
Chevening(英国)、Fulbright(米国)、Australia Awards も給付しますが、ほぼすべてが実務経験と高いIELTSスコアを求めます。IELTSなしの留学については後ほど少し触れます。
一覧と締め切りは奨学金ガイドにまとめています。
いつから応募するか — 月単位で数える
ここで多くの学生が負けます。よく言うのですが、本当の敵は競争ではなく「遅れ」です。
- MEXT: 大使館の発表から締め切りまで通常6〜8週間。ただしその前に、書類・推薦状・研究計画に3か月必要です。
- 大学の奨学金: 入学願書と同時。つまり入学の8〜10か月前から。
- JASSO: 来日後、最初の学期の終わりに。
奨学金の応募と入学の応募は別の作業ですが、同じカレンダーを使います。HSC後に日本を考えているなら、高校在学中に書類を整え始めてください。手順はHSC後の日本留学ガイドに段階的に書いています。
なぜ日本か — 費用とリターンの計算
ここからが本題です。低コストの海外留学が目的なら、日本には静かな利点があります。
日本語学校の初年度費用(授業料+家賃+食費)はおよそ8〜10ラカタカ。目安で、円レートと都市によります。米国やカナダでは同じ一年が25〜35ラカタカ。そして週28時間のアルバイトで、都市と仕事次第で月8万〜12万円になります。
ただし正直な注意点。働きすぎると勉強に支障が出て、出席率が低いとビザ更新でトラブルになります。新宿である学生がレストランのシフトを増やしすぎてJLPT N2に落ちたのを見ました。お金は大事です。でも本業は勉強です。
ビザの種類が分かりにくければ留学ビザ・SSW・就労ビザの比較を。日本語学校か大学かで迷うならこちらに整理しています。
奨学金はボーナス。計画が土台。ボーナスを追って土台を壊さないこと。
最後に一つ
奨学金のリストを見て目がくらむのは普通です。でも本当にやることは三つ。自分の予算を知る、締め切りをカレンダーに書く、書類を早く整える。あとは時間との勝負です。
私はInochi Global Education Instituteで学生の相談に乗っており、ナラヤンガンジ事務所(チャシャラ、カレッジ・ロード)には費用の計算をしにご両親がよく来られます。ナラヤンガンジ事務所に一度お越しください。書類を一緒に確認します。ビザ書類からCOE準備まで、ビザ・COEサポートのチームが対応します。
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