バングラデシュから海外留学:5カ国のリアルな費用と日本という選択

先月、父親が娘を連れてダッカ北部のオフィスに来られました。第一声は「先生、カナダは400万タカかかると聞きました。土地を売らないといけません」。私は笑って「まず数字を書き出しましょう。土地の話はそれからです」と答えました。多くの家庭が、間違った国の噂でパニックになっているのを何度も見てきたからです。
最初に正直に言っておきます。以下の数字はすべて概算です。為替レートは毎日動き、ビザ費用も学費も毎年変わります。決断の前に、必ず大使館か私たちのオフィスで最新情報を確認してください。
まず、何にお金を払うのかを知る
学費は一部にすぎません。実際の請求は5つに分かれます。
- 学費 — 国ごとの差が最も大きい部分
- 生活費 — 寮かシェアハウスかで大きく変わる
- ビザ・航空券・保険 — 一度きりだが忘れやすい
- 教材・交通・通信 — 少額だが毎月
- 残高証明 — 使わないが提示が必要
5か国のリアルな数字
1. 日本 — 年間およそ60万〜100万タカ
日本語学校の学費は年70万〜90万円程度。東京以外(埼玉、千葉、福岡など)なら寮費は月2万〜4万円。食費と定期券で月6万〜9万円。アルバイトは週28時間まで、時給1,000〜1,300円。
大阪の日本語学校に通っていた教え子は、コンビニの夜勤をしていました。月8万円ほど稼ぎ、家賃と食費はほぼそれで賄えていました。父親の負担は学費だけでした。
2. カナダ — 年間およそ250万〜400万タカ
学費は1万5,000〜3万カナダドル、トロントやバンクーバーの家賃は月1,000〜1,500ドル。残高証明は約2万635カナダドル必要です。アルバイトは可能ですが規則は厳しいです。
3. イギリス — 年間およそ220万〜350万タカ
修士課程の学費は1万4,000〜2万5,000ポンド。ロンドンの家賃は月800〜1,200ポンド、それ以外は500〜700ポンド。1年制なので総額は小さく見えますが、留学生向け学費は高めです。
4. オーストラリア — 年間およそ250万〜350万タカ
学費は2万5,000〜4万豪ドル。シドニーとメルボルンの家賃は高め。労働時間の規則は何度も変わっているので、最新のビザ条件を自分で確認してください。
5. マレーシア — 年間およそ60万〜120万タカ
学費は安く、ビザも取りやすく、英語で学べます。ただし学位の国際的な価値や技術系の就職市場は日本のようには整っていません。
お金以外のコスト
時間もコストです。カナダやイギリスのビザ処理は6〜12か月かかることがあります。日本は1月・4月・7月・10月に入学時期があるため、待ち時間は短めです。
学費が安ければ良いわけでもありません。日本の国立大学の学費は年53万5,800円(約42万タカ)ですが、入学にはJLPT N2かEJUが必要です。日本語学校は入りやすい代わりに学費は高め。このトレードオフは早めに考えてください。日本語学校と大学の違いに詳しく書いています。
奨学金とアルバイト — 請求額を下げる方法
どの学生も最初に聞きます。「無料で留学できますか?」正直に言うと、完全無料は難しいですが、大きく減らせます。MEXTは学費免除に月11万7,000〜14万5,000円の奨励金。ただし競争は非常に厳しい。JASSOや民間財団なら月3万〜5万円のものがあります。奨学金一覧とJLPTカレンダーを一緒に見て、いつ応募すべきか確認してください。
注意点として、アルバイトを学費の代わりだと考えないでください。日本では週28時間を超えて働けませんし、語学力がない最初の数か月は良い仕事を見つけるのが難しいです。カナダやオーストラリアでもアルバイト頼みは危険です。
HSC直後の進路はHSC後の日本留学にまとめました。ビザの種類で迷ったら留学ビザ・SSW・就労ビザの比較を読んでください。
海外留学は宝くじではなく、計算された決断です。費用と将来の収入が家庭の現実に合う国が、あなたにとって正しい国です。
私はInochi Global Education Instituteで学生の相談に乗っています。ダッカ(ノース・バッダ、プラガティ・サラニ)のオフィスは日本大使館から徒歩13分です。実際の数字で一緒に計算したい方は、日本留学カウンセリングに来てください。あなたの予算に合わせた現実的な計画を作ります。
コメント
…