バングラデシュ人留学生のための日本の四季:桜、梅雨、蒸し暑さ、そして雪

東京の西荻窪駅を初めて出た日のことを、今でも覚えています。4月の第1週でした。通りの両側に桜並木が続き、花びらがピンクの雪のように舞っていました。それから2日後、寮の近くのスーパーの前を通ると、同じ木はもう緑の葉でいっぱいでした。たった4日で季節が変わったのです。バングラデシュでは季節といえば雨か太陽か。でも日本では、季節が国全体の暮らし方を変えます。
多くのバングラデシュ人留学生が、授業のことだけ考えて日本に来ます。でも実際は、最初の3か月は天気に慣れることのほうが大変です。だからいつもお茶を飲みながら学生に話すことを、ここに書いておきます。
桜の季節(3月〜4月):美しいけれど短い
日本の桜は写真を撮るだけではありません。会社も学校も公園も、みんな花見をします。クラスメートがお弁当を持って木の下に座り、ノンアルコールの飲み物を持ってくる人もいます。新入生なら、この集まりに参加することが友達作りの第一歩です。日本人はふだん慎重ですが、花見では打ち解けるのが早いです。
覚えておきたいこと
- 桜はだいたい2週間ほど。東京では3月下旬から4月上旬。
- ホテルや電車、観光地はとても混みます。
- アレルギーがある人はマスクとメガネを持って。
桜のあとはゴールデンウィーク。帰国するなら早めに航空券を。
梅雨:バングラデシュの雨とは違う
6月上旬から7月中旬は梅雨(つゆ)です。バングラデシュのモンスーンと違い、雷は少なく、何日も続く灰色の雨が特徴です。
バングラデシュとの違い
バングラデシュの雨は暑さと湿気を伴います。梅雨の気温は20〜25度くらいですが、傘、乾いた服、靴カバーなしでは外出できません。ある日、ルームメイトが傘なしで出かけ、熱を出して帰ってきました。
- 良い傘を買う——100円の傘は風で裏返ります。3000〜5000円の傘なら1〜2年持ちます。
- 古新聞と重曹で靴を乾かせます。
- 室内にカビが生えやすい——除湿機か窓開けが必要。
梅雨にアルバイトをするなら、傘と乾いた靴下は必須だと思ってください。
夏:35度、でも湿度80%
ここでバングラデシュ人留学生が一番驚きます。ダッカの35度と東京の35度は違います。日本の夏は湿度が70〜80%になり、汗が蒸発せず体が冷えません。2018年7月には京都で40度を超えました。
日本の夏の湿気対策
- 午前10時から午後4時までの屋外作業は避ける。
- 水筒を持ち歩く——自販機で100〜150円で水が買えます。
- エアコンはほぼ必須ですが、電気代が上がります。
- 経口補水液(OS-1、ポカリスエット)を定期的に。
正直に言うと、1年目の夏は熱中症寸前になる人も多いです。無理をせず、室内で休んでください。
秋:一番過ごしやすい季節
9月下旬から11月が一番好きです。気温は15〜25度で空が澄んでいます。スポーツの秋とも言われ、多くの大学で学園祭があります。
勉強にも旅行にも最適。ただし夕方は急に冷えるので、薄手のジャケットを。
冬:雪と暖房費
12月から2月は冬。東京は0〜10度くらいですが、北海道や新潟は大雪です。バングラデシュから来た人にとって、初めての雪は忘れられない体験です。
ただし最大の経済的打撃は冬の暖房費です。日本の家はセントラルヒーティングが普通ではありません。灯油ストーブ、エアコン、こたつを使います。
- 灯油ストーブ:購入1万5000〜3万円、燃料は月3000〜6000円。
- エアコン暖房:冬の電気代が5000〜1万円上がることも。
- 冬服:ユニクロのヒートテックやフリースが安くて良い。
いつも学生には、部屋は18〜20度に保つように言います。断熱が悪いならドアや窓の隙間を塞いでください。
バングラデシュの天気との比較
バングラデシュでは暑季、雨季、冬季の3つを意識します。日本は四季がはっきりしています。日本の冬はバングラデシュよりずっと乾燥し、夏は湿度のせいで体感が違います。
1年目は慣れるまで大変ですが、体は少しずつ適応します。
費用と準備
海外留学の費用を計算するときは、ビザ、授業料、生活費を全部含めます。日本では都市によりますが、月8万〜15万円程度かかることが多いです(数字は変わるので自分で確認してください)。学生ビザなら週28時間までアルバイトができ、費用の助けになります。海外の奨学金がもらえれば負担はかなり減ります。
詳しくはこちらのガイドを:日本での生活ガイド、アルバイトガイド、日本留学の費用、日本の都市。
最後に——日本の四季は天気だけでなく、忍耐を教えてくれます。桜はすぐ散りますが、冬のあとには必ず春が来ます。しっかり準備すれば、この四季は人生最高の経験になります。
私はイノチ・グローバル・エデュケーション・インスティテュートのナラヤンガンジ(チャシャラ、カレッジロード)オフィスで学生の相談に乗っています。日本留学について質問があれば、日本留学の相談を予約するか、ナラヤンガンジオフィスに直接お越しください。お茶を飲みながら話しましょう。
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